夏は「遮熱」?

いよいよ梅雨入りしましたね。
梅雨が明けたら本格的な夏が始まります。

前回のブログのつづき…。
前回は、夏涼しく冬寒い日本では、1年中断熱対策が必要で、夏は「遮熱」冬は「断熱」という考えが
有効なんですよーというお話でした。
では…
「断熱」と「遮熱」ってどう違うのでしょうか?
「断熱」は、熱が通り抜けようとするのを防いで、室温が上下するのを防ぐ。
「遮熱」は、外気熱を反射して室温の上昇を抑える。
そんな感じです。

少しややこしい話をしますと、「では断熱さえしていれば夏も冬もいいじゃない?」と
思われるかもしれませんが、断熱性能の向上は建物の保温性を高め、家の中にある熱が
逃げにくくなるという現象を起こすため、「断熱性能を高めることで夏涼しくなるとは限らない」のです。
この続きはまた次回…。