求められる断熱性能
新築住宅でも、既存住宅でも、断熱性能というのは常に求められる性能ですよね?
何気なく使うこの「断熱」という言葉。
夏場と冬場では、ちょっとニュアンスが違うこと、ご存知ですか?
夏は「室外からの熱の入りを小さくすること」
冬は「室内の熱の逃げを小さくすること」を「断熱」と言います。
夏蒸し暑く冬寒い日本の気候では、夏も冬も断熱対策が必要になってきます。
住まいの「断熱対策」を考えるとき、切っても切れない関係にあるのは『窓』です。
夏場は外の熱気が容赦なく室内に侵入してきますよね?
その熱侵入のおよそ70%は窓からだと言われています。
逆に冬場は窓際が寒かったりしませんか?
冬は室内の暖かい空気のおよそ50%が、窓から流出してしまっていると言われています。
そこで!夏は『遮熱』冬は『断熱』、という考えが有効です。
この続きはまた次回…。